サンズファーム
こだわりの野菜など
「病気は食べ物で治すもの」という言葉から始まった
無農薬、無肥料栽培を目指す農業
サンズファームさんは農業歴40年、そして減農薬による野菜づくりから25年の超ベテラン農家。減農薬や無農薬を始めるきっかけとなったのが、息子の小児喘息。友人の医者から「病気は食べ物で治すものだよ」と言われてから食事に気をつけるようにしたら症状は改善していったそう。そういった体験を通じ「食べ物は大事なんだ」と思い、農薬を減らした栽培に着手したそう。
サンズ ファームさんでは、さつまいも、さといも、キャベツ、トマト、ピーマン、そしてナスなど。年間を通じて十数種類の野菜をつくっています。
「無農薬、無肥料で野菜をつくるには時間がかかるもの。だからこそ、今その土地の状況をみて、どうやって野菜をつくるのかを真剣に考える。仮に今現在、無農薬、無肥料でつくれない土地を無理にそうせず、将来的に自然栽培でつくることを目標に臨機応変に対応していくのが大事」
と語るサンズ ファームさん。と同時に、こんなことにも気をつけているとのこと。「もし農薬を使ったのであれば、いつ、どのくらい、何回つかったのか?などの記録をきちんと残しておくこと。これは大事。」実際、高齢化により引退された農家さんの荒れた畑を開墾し、あらたに蘇らせるという活動をしているサンズ ファームさん。将来は農業に携わる後継者を育てるため、みんながもう少し簡単に始められる農業というものも目指していきたいと語っていました。