かかわるものすべてに「良い」を与えられるものは何か？
八方良しの精神から取り組まれているオーガニックコットン

1998年にオーガニックコットン事業を始めたMutterさん。
きっかけは、日本に初めてオーガニックコットンを持ち込んだ方との出会いだったと言います。

「オーガニックコットン（3年以上化学薬剤を使わない畑で一切の農薬や化学肥料を使用しないで栽培された綿花）がかかわるすべてにとって『良い』を与えられるものと知り、自分も携わりたいと思った」

とおっしゃる石塚社長。
かかわるすべてとは、生産する人、販売する人、購入する人でなく、地球も含まれるといいます。

「自分としても納得できる。こんな仕事はなかなかない」
そう語る石塚社長にはMutterブランドに対する確かな自信と、熱い、熱い情熱を感じました。

これ以上自然に近い状態にはできない高いレベルでのモノづくり

Mutterさんの製品は、ベビー・キッズから女性・男性用衣料品、生理用ナプキン、ペット製品に至るまで様々です。
オーガニックコットンを使う製品は、非常に高い審査基準の中で作られています。
例えば、オーガニックコットンを使って最終製品に至るまで、できる限り化学薬品を使いません。洗浄もなんとお湯で洗うだけ。

さらに、オーガニックコットン部門とその他の製品部門の部屋は、1階と2階に分けられ、別々の部屋で生産するという徹底ぶり。
それほどのこだわりをさも当たり前というように話す姿には、Mutterさんの目指すものの高さが見えた気がしました。

ミュッターブランドを全国、そして世界へ

千葉県銚子市で生産者が胸を張って世に出しているオーガニックコットン。もっと多くの人に知ってもらい、全国、そして世界へ広げていくことが今後の目標と語る石塚社長。Mutterの土台である「八方良し」の精神とともにもっともっと広がっていって欲しいと。
そして、こんなにも良い製品を作っている会社があることを知れた出会いに私自身もうれしい気持ちになりました。